2011年下半期ベストディスク20-11
今更ながら2011年の下半期ベストディスクをこの2012年上半期も半ばを過ぎようとしている時期にやってのけようと思います。
しかも下半期に発売された作品では無く俺が聴いた時期が下半期なだけって言う、もはや何なのか分からないこの文章の羅列をあいとぅいまて〜ん、周りと足並み揃えられなくてごめんなとぅわ〜い。
そんな訳でもうこんなの誰も興味無いよとなりますけどちょっと自分の中での区切りとして書かせて頂きました。
いつもならここで不謹慎ネタの2、3発でもかましてやる所なんですがちょっとそういうのも省こうかなってくらい自分用メモな気分ですけど読まれる方いらっしゃいましたら是非読んでやってくだせぇありがとうございますだ。
20.Pujol / Nasty, Brutish, And Short
Saddle CreekからデビューのデュオユニットPujolの7曲入りEP。
品の無いところがいい。カントリー風Wavvesみたいなノリ。
19.Crystal Antlers / Two-Way Mirror
末期のTouch and Goに所属していたインディサイケバンドの2nd。
初期Jay Reatardみたいに引き攣った感じのサイケパンクが好きならオススメです。
ローファイで、ノスタルジックな雰囲気を感じます。
18.Hella / Tripper
安定で安心のHella。マスロック好きはやっぱ買った方が良いです。
変態度は去年出たZachのソロ作の方が上ですけど、小手先でないシンプルな力強さを感じるアルバムです。
17.Rob Crow / He Thinks He's People
こちらも不動のRob Crow感。相変わらずの荒涼ポップです。
Pinbackとしての新作も楽しみです。
16.Des Ark / Don't Rock the Boat, Sink the Fucker
女性SSW Aimee Argoteを中心にしたDes Arkの2nd。
フォークシンガーらしい気だるい歌声に、骨太でオルタナティヴな演奏。
Lisa Germanoなんかにも通じる雰囲気。
15.The Crooked Fiddle Band / Overgrown Tales
2011年のアルビニ録音を振り返るでも紹介したオーストラリアのインスト・フォーク・ハードコアバンド。
これでアルビニ録音ってのがやっぱ面白いですね。バイオリンとドラムの音ぶっ太くてかっこいいです。
14.King's Daughters & Sons / If Then Not When
Rachel'sのRachel Grimes、Shipping NewsのTood Cook、Kyle Crabtreeの参加と言うファン感涙モノのバンドの1st。
ポストロックと言うと個人的にちょっとイメージと合わない感じがします。
凄く洗練されたフォーク、ブルースの要素も強い大人のロックです。男女デュオで沁みる様な歌声。Bob Weston録音ってのがまた良い。
13.Mock Orange / Disguised As Ghosts
Mock Orangeの3年振り新作。
なんかこれまでと比べて真面目になった。スラップスティックな雰囲気は薄くなって、キラキラと透明感溢れるオーガニックなポップ。完成度高いです。
12.Wild Flag / Wild Flag
HeliumのMary Timony、The MindersのRebecca Cole、Sleater-KinneyのCarrie Brownstein、QuasiのJanet Weissと言う90年代USインディー同窓会女子の部みたいなスーパーバンドWild Flagのデビューアルバム。
なんか吹っ切れた感もあるポップでハイテンションな90sライクな音楽。00年代以降デビューのバンドもこのおばちゃんバイタリティにタジタジなんじゃないでしょうか?かなりかっこいいです。
11.Sleepwalks / The Milk Has Gone Sour
こちらも2011年のアルビニ録音を振り返るでも紹介したオーストラリアのバンド。
聴き込んでいったら良かったです。平坦でさらっとしたニルヴァーナみたいなノリで気軽に聴けます。これは褒めています。
前の日に続きます。