Bear Claw / Refuse This Gift

Bear Claw - Nomad

2010年:Sickroom
ギター、ベース、ドラムのシンプル編成3ピースで、シカゴ・イリノイ…なんともShellacフォロワー的なバンドの3rdアルバム。
ソリッド、ヘヴィ、ストイック、ダイナミック!!
女子供にゃ解らない、殺傷沙汰スレスレの音楽性…ガッデム!気に食わねぇ奴らを2、3人ブチのめしてやろうか?そんなポエミーな気分を味わえる、Recorded by Steve Albini @ Electrical Audioなアルバム。
#1 BackbreakerからShellacの"Steady as She Goes"を彷彿とさせるイントロ。ナイフの様に研ぎ澄まされた音質に切り裂く様なシャウト。ツインヴォーカルってのがまたイカス!
全体的にバイオレンスでハードコアな雰囲気ながらも、#4 Goldの様に哀愁漂うインストゥルメンタルでインターバルを挟む抑揚のつけ方も弁えている辺りも。
荒れ狂うギターノイズに、唸るベースライン、重く響くドラミング、ぶつ切りされたリズム。良い意味でも悪い意味でも、アルビニ録音に忠実なアルバムです。
以前紹介したEdible Woman / Spare me/Calfと同じく、こういう音楽が好きな人にはぜひお薦めしたいアルバムですね。

★★★★☆

Refuse This Gift

Refuse This Gift